ある日突然、インターネット接続がとても重くなり、なかなかWebページが表示されなくなった。
モバイルWifiの電波の入りが悪くなったのかなと確認しても電波は3本立っていて問題ない。
アクティビティモニターでネットワークを確認すると、nsurlsessiondというプロセスが圧倒的に通信量を占めていることがわかりました。
ほんの少しの時間確認しただけで、あっという間にnsurlsessiondが1GBも消費。
通信してそうなアプリを落としても止まらない。再起動しても止まらない。。
色々調査した結果、MacOSのソフトウェア・アップデートが原因でした。
nsurlsessiondを止める
結論から書くと、ソフトウェア・アップデートの「新しいアップデートがある場合はダウンロード」からチェックを外すことで解消しました。
環境設定からソフトウェアアップデートをクリック。
右下の詳細をクリック。
出てきたポップアップ画面の、「新しいアップデートがある場合はダウンロード」からチェックを外す。
これでnsurlsessiondの通信が止まりました。
新しいソフトウェア・アップデートがあると、自動でダウンロードしていたために知らないところで通信されていたみたいです。
iCloudが原因という説も・・・
https://book.mynavi.jp/macfan/detail_summary/id=103019
こちらの記事では、iCloudへの同期が原因で通信量がかかってしまっていると言っています。
たしかに、この可能性もあるので、ソフトウェア・アップデートの方で改善されない場合は試してみてください。
nsurlsessiondというのは、Mac自体のプロセスのようなので、外部アプリが原因という可能性は低く、appleに関係のあるサービスが原因になっていると考えられます。
モバイルWiFi利用者にとっては痛い通信量
勝手に1GBとかの通信が行われてしまうわけですから、YMobileのPocketWiFiやUQ Wimaxを利用している人からしたら、あっという間に通信制限に引っかかってします。
テザリングをしているときに、この現象が起こったときは悲惨ですね。
まとめ
今回のnsurlsessiondが通信量を占める現象は、どんなときもWiFiを利用していて起こりました。
どんなときもWiFiは、通信量制限がない代わりに、最大通信速度が低いのです。(他のモバイルルーターと比較すると1/4以下)
ですので、ソフトウェア・アップデートのデータをダウンロードするのに、帯域のほとんどを使ってしまい、他の通信ができなくなっていたのが原因でした。